うつ病の家族・恋人・友だちへの接し方【かけられて嬉しいことば10こ】

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うつ病の人にかける言葉を知りたい人へ

現在、家族や友達、恋人がうつ病で、「がんばって」とうつ病の人に言うのは追い込んでしまうようで言えずに、どんな言葉をかけるべきかを具体的に知りたいとお悩みではありませんか?

あなたの大切な人を助けてあげたいのに接し方がわからないと困っていませんか?

 

また、あなたが現在うつ病を患っていて、なかなか周囲の方の理解が得られなかったり、心配されることが重荷になってふさぎ込んでしまう・・・なんて状況で悩んでいるのではないでしょうか。

 

本記事ではうつ病の人がかけてもらって嬉しい言葉、安心する言葉を紹介します。具体的にどういう言葉が聞きたいか、どういうふうに接してくれると助かるのかを周りの人に伝えることは、とても難しいです。

 

あなたがうつ病の場合は、勇気をだしてこの記事を大切な人に読んでもらいましょう。「時間があるときに読んでみてね」と一言添えて、URLをメッセージやLINEで送るだけで、あなたは多くのことを語らなくとも、具体的な助け船の出し方を大切な家族、友達、恋人に伝えることができますよ。

うつ病の人がかけられて嬉しい言葉① 「必要なときはいつでも連絡してね」

うつ病の人は、「自分のせいで迷惑をかけたくない」「こんなことで連絡するのは相手に失礼なんじゃないか」「こんな小さなことで仕事の邪魔をするのは悪い」と考えてしまいがちです。それはうつ病を患っている人の性格ではなく、うつによってそのように考えさせられているのです。あなたに助けを求めることを、悪いなぁと思ってしまい、本当はつらくてつらくて仕方ないのに、連絡できません。

必要なときはいつでも連絡してね」「わたしでよければいつでも話を聞くよ」と言ってもらえることは、うつ病の人にとって、相談してよかったんだ、と気が軽くなる言葉です。

うつ病の人がかけられて嬉しい言葉②「重荷なんかじゃないから、悪いと思わないでね」

先ほども述べたように、うつ病の人はうつの症状のせいで、自分の存在をお荷物だと思ってしまいます。自分なんかが大切な人の迷惑になりたくない、重荷になりたくない、とあなたのことをうつと闘いながらも思いやっています

うつの人は、自分が重荷なのではなく、“うつ”という重荷を背負っているだけなのです。あなたが今うつ病なのであれば、そのことを第一に理解してください。あなたは重荷なんかではありません。あなたはうつという重荷を背負って生きている強い人間なのです。

うつの苦しみや痛みは計り知れません。またそんな感情がいつ消えるのか、またいつ襲ってくるのかという気持ちと闘いながら生きていくことは容易なことではありません。

そんな強い強いあなたの家族、友だち、恋人に「重荷じゃないよ」と一言声をかけてあげてください。

うつ病の人がかけられて嬉しい言葉③「いつもあなたの味方だよ」

うつ病の人は、よく周りの人に、その人のメンタルが弱いんじゃないか、さぼっているだけ、いつも怠けている、といった偏見の目でみられてしまう場面があります。また、普段だったら気にならないようなことも、うつ病の人にとってはとても悲しい事実であったり、現実をネガティブに捉えてしまう、そしてネガティブにしか捉えられない自分にうんざりしているという状況に陥っているでしょう。どれだけ物事をポジティブな側面から見れない時でも、「いつでも味方」であることを教えてあげましょう。

うつ病の人にとって、もう一度伝えたからいいという言葉はありません。うつ病という病気のコンディションによって、うつ病の本人が自分の良いところを忘れてしまったら、何度でも思い出させてあげましょう。そして、何度でも味方であることを教えてください。

うつ病の人がかけられて嬉しい言葉④「あなたのせいじゃない」

うつ病の人は、自分のせいでこうなってしまった、自分が弱かったからだ、あのときこうして入れ歯など、自責の念にかられています。また、通勤や、友達と会うといった今まで当たり前にしていたことや、今まで好きだった趣味も、これだけつらい精神状態にあると、当たり前にはできないのです。しかし、これはうつ病本人のコントロールのできることではありません

あなたの大切な人が、自分のことを責めているようでしたら、「あなたのせいじゃないよ、そうさせているのはうつ病っていう病気のせいだから、ゆっくり休もう」と声をかけてあげると良いでしょう。

うつ病の人がかけられて嬉しい言葉⑤「あなたは大切な存在だよ」

うつ病にかかってしまうと、多くの人が、自分の大切さや、価値、そして、自分が周りの人にとってどれだけ意味のある尊い存在か忘れてしまいます。

直接伝えるのが難しければ、まずはLINEからでもいいです。

あなたは大切な存在だよ」と教えてあげてください。

うつ病の人にとって、どれだけ自分が身近な人にとって大切な存在か知ることほど、嬉しいことはありません。

うつ病の人がかけられて嬉しい言葉⑥「必ず治る病気だから、一緒に治そう」

うつ病になると、治そうとがんばってもがんばっても、終わりの見えない迷路のような状態に、途方に暮れてしまい、絶望感でいっぱいになってしまいます。

これは一生続くことではないこと。必ず治るということ、そして、あなたが本当にあなたの大切な人を助けたいのであれば、一緒に治そうと声をかけてあげてください。

うつ病の人がかけられて嬉しい言葉⑦「よかったら一緒にいくよ」

もし、あなたの大切な人がガンだったら・・・

あなたはきっと病院の送り迎えをしてあげたり、看病や、お見舞いにいくことでしょう。

うつの人にもそのように接してあげてください。うつは、いわば心のガンです。うつ病で、年間80万人の人が亡くなっています。ガンで亡くなる人が同じように、うつで人は亡くなるのです。

あなたの大切な人が、ベッドから起きれずに病院や次のカウンセリングの予約に行けなそうだったら、「よかったら一緒にいくよ」「○日の○時だったら一緒に行けるよ」と提案してみてください。

また、大勢の人がいるところや、大人数の友達と会うのがおっくうそうでしたら、「ひとりで行きずらかったら一緒に行くよ、よかったら」といってあげてください。

これほど心強いサポートはありません。できない事実に目を向けるのではなく、どういうサポートをしたら少しでも気持ちが楽になるかに注目してみてください。

うつ病の人がかけられて嬉しい言葉⑧「うつ病になることがおかしいことじゃないよ、誰でもなるんだから」

うつ病の人は、こんなにおかしいんだから、家族、友だち、恋人が離れていってしまうのではないかと心配しています

うつ病になることがおかしいことじゃないよ、誰でもなるんだから

うつ病の人が悩む偏見、ステレオタイプを取り除いてあげてください。

うつ病の人がかけられて嬉しい言葉⑨「そうだよね、つらいよね」

うつ病の人にとって、同情の言葉はとても嬉しいものです。あなたに悩みをすでに打ち明けているのであれば、うつ病の人は、叱ってもらいたいのではなく、同情をしてもらいたいというケースの方が多いでしょう

「会社に行きたくない」「そうだよね、つらいよね」

「ベッドから起き上がれない」「そっか、それはつらいね」

「しにたい」「そっか・・・それを聞いて私はとても悲しいけど、しにたいほどつらいんだよね

言葉の裏側にある、”つらい”気持ちに寄り添ってあげてください。

うつ病の人がかけられて嬉しい言葉⑩「もうがんばらなくていいよ」

うつ病の人は、すごくがんばっています。がんばりすぎて、心に風邪をひいてしまったのです。

「がんばれ」といって治らないのだから、その逆を。

「もうがんばらなくていいよ」「やりたくないことはやらなくていいよ」

と伝えてあげてください。

会社をやめても、約束を守れなくても、ベッドから起き上がれなくても、もうがんばらなくていいんです。こんなにもつらい心の疾患があるのに、心の傷を無視して、ふつうに振り舞おうとする方がおかしいのです。

逆に「水をのむ」「ごはんを食べる」「笑う」「外に出る」など、なんでも些細なことでも、うつ病の人にとっては、とっても大きな一歩です。一歩一歩に注目して、「すごいね〜」「本当につらいのにがんばってるよね」「でもつらかったらいつでも休んでいいし、がんばらなくていいからね」と声をかけてあげてください。

がんばらなくても、愛していることを伝えてあげてください

 

気持ちに寄り添ってあげることが何よりもベスト

この記事を書いている筆者は、現在うつ病と闘病中です。思えば、思春期のことからうつが完治せずに、だらだらときてしまい、20代後半になってしまいました。

 

「がんばって」「ポジティブに考えなよ」と言われると、「どうせ周りの人には私のきもちはわかってもらえないんだ」という気持ちになってしまい、周りの人の助けを求めずに孤立し、ふさぎ込むようになってしまいました。(孤独を好むというのもうつの症状の特徴です)

うつはどんどんひどくなるばかりでしたが、その中で、こういう言葉をかけてくれれば楽になるな、とわかるようになり、それは、私から周りの人に示さなければ、周りの人は変わってくれないということ、身近な人たちは私を助けたいけど、助け方を知らないだけ。つまり、方法がわかれば協力的な理解者にも味方にもなってくれるということに気付きました。

 

うつ病の人がかけてもらって嬉しい言葉、安心する言葉を、もっともっと多くの人に知ってもらいたいですが、うつの人への接し方にテンプレはありません。

あなたの大切な人の感情に寄り添って、話を聞いて、応援をする・助けの手をさしのべるということは、うつ病である以前に、人としてのコミュニケーションの基本なのではないでしょうか。

 

うつ病が、あなたとあなたの大切な人にとって、絆をさらに強くし、より良い関係を築きあげるきっかけになってくれたらいいと思います。

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