しにたい気持ちになってしまってつらい方へ。
うつ病になると、「しにたい」という気持ちがどこからともなく湧いてきてしまいます。この記事にたどりついたあなたは、しにたくて仕方ないその気持ちをどうにかしたいと思っているはずです。「生きるのに疲れた」という気持ちが、「しにたい」という考えになり、頭の中支配されているのではないでしょうか。この記事を書いている筆者も、現在うつ病で、しょっちゅうしにたいと思っています。「しにたいときにすること」とよくググっているのですが、参考にできる記事が少ないのも事実。この記事では、私がしにたいと思っている時に実践している、しにたい気持ちを少しでも楽にできる方法を〇つ紹介します。悩んでいるあなたの役に立てればうれしいです。
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「しにたい」気持ち:希死念慮と自殺願望のちがい
この記事はあくまでも「希死念慮」のある人向けです
最初にいっておきます。この記事はあくまでも「希死念慮」のある方向けですので、「自殺願望」のある方は、いますぐホットラインに電話してください。
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希死念慮ってなんだ・・・?と思った方へ。
希死念慮も自殺願望も、どちらも「しにたい」ということではありますが、
希死念慮(きしねんりょ)とは
しにたいと願うこと。「消えたい」「ここからいなくなりたい」「ずっと眠り続けたい」など消極的に死を意識する心理状態で、漠然と死を願う状態。
自殺願望となりますと、それは行動を伴う願望になりますので、一人にならずに、今すぐホットラインに電話し、身の回りから自分を傷つけるような道具や場所からは速やかに離れてください!
この記事は、「しにたい」「消えたい」「もう生きるのに疲れた」という方に向けて書いています。
そもそも「しにたい」気持ちってなんだ?
そもそも「しにたい」気持ちってなんでしょうか。
あなたはきっと今、「生きるのに疲れた」「ここから消えれたら楽なのにな~」などと考えているのかと思います。
「生きるのに疲れた」「消えたい」「いなくなりたい」「楽になりたい」・・・など、こういった気持ちが全て集約されたものが「しにたい」という考えとして頭の中に浮かんできたり、言葉として現れているのではないでしょうか。
ふつうでしたら、「生きること」よりも「しぬこと」の方がはるかにつらく、ハードルが高いはずですが、あまりにも「生きること」がつらくなってしまったときに、「生きること」のハードルが上がりすぎて、「しぬこと」の方が楽に見えてしまう…いわば「生きること」へのギブアップ状態といえるでしょう。
しにたいときにすること・対処法7つ
1. とりあえず「きょうは生きてみよう」と考える
とりあえずでいいです。「きょうは生きてみよう」とか、「今年が生きる最後の年か」「まあ、あと1時間くらい生きてみよっか」とゆったりと構えてみてください。
2. 「神様もうムリです」と神頼みしてもOK
もう人生つらいのは自分ではどうしようもなりませんよね!そもそもこの状況に至るまで、あなたはすごく頑張って努力してきたはずです。
なので、もうどうしようもなく、この状況を打開できないし、つかれたなら、「もう神様むりです~」と、ギブアップしちゃいましょう。「神様、どうにかしてください」って神頼みでベッドに横になるとか、道端のベンチで休憩するとかでOKです。
これをやると、私の場合はすごく気が楽になります。
3. おいしいものを食べる
先ほど、「とりあえず今日は生きてみる」と決めたので、会社の帰りに最後に食べたいものとかを考えてみてください。ここでは「おいしいものを食べる」ってしてますが、「行きたい場所に行く」とか、「欲しかったものを買う」とかでもいいかもしれません。
「しにたい」って考えるのって、息が詰まるほどつらいはずです。そして無限にその思考のループにはまりがち。食欲こそ失せているかもしれませんが、食べないと更に悪化するので、そんな状況でも食べたくなるようなおいしいものを食べてください。
4. 家族や友だちに連絡してみる
「とりあえず今日は生きてみよう」と決めたなら、しばらく連絡をとっていない家族や友だちに連絡してみましょう!くだらない話をして、気が楽になるし、「あれ、なんであんなに深刻になってたんだろう」って思えたりします。
5. 集中できることを「20分だけ」でいいのでやってみる
「しにたい」っていう気持ちにとりつかれると、恐ろしいのはそれ以外のことが全く考えられなくなること!なのでここはちょっと踏ん張って、20分スマホでタイマー設定して、なにか無心になれることをやってみましょう。やるまでが大変だけどここは頑張って。文章を書く、勉強をする、料理をする、マンガを読む、お笑いのTVを観る、走るなど、なんでもいいです。ポイントは20分だけ集中する!
※散歩してゆっくり歩くのはわたしの場合、更に悲しくなるなって追い詰められるので効きません。走るのは、結構苦しくて頭を使えない状態になるのでおすすめ
いまは20分なんてしんどすぎる…って方は、8分間掃除をしてみてください。スマホのタイマー機能で8分を設定し、家の片付けを。これ無心になれるのでおすすめです。
6. 「一回寝てから考えよう」と自分に言い聞かせる
「よし、今日も生きれた!」「1日やっと終わったよ」「明日もまた来るのか…やだな、しにたいなぁ~」と思っても、まずは寝てみてはいかがですか。
もうあなたは「神様もうムリです、どうにかしてください」と神頼みはしたので、とりあえず思考停止して寝てみてください。
うつ病や、不眠症でくすりをもらっているのであれば、しっかりそれはのんで、神頼みして、寝る。とりあえずしぬ時期をのばしましょう。
7. 「しにたい」と信頼している人に伝えてみる
信頼している人にだったら、「しにたい」と伝えてもいいです。ですが、わたしはその時に、しにたいけど、本当にいますぐしのうとしているわけではないこともセットで伝えています。でないと、心配させすぎてしまうので…。
口にしてみたり、聞いてもらうことで気持ちが楽になります。
「しにたい」と家族・友だち・恋人にいわれたら?
あなたがもし「しにたい」と大切な人に伝えられた側だったら。いきなり「しぬなんてダメだ!」と否定するのはNGです。「そっか、しぬほどつらいんだ」「でも、あなたがいなくなったらわたしは悲しいよ」と、つらさに共感をしてあげた上で、大切な人がいなくなったら悲しいことを伝えてあげてください。そして、本人に、「またそういう気持ちになったら、連絡するって約束してくれる?」と聞きましょう。
これはすごく大事なので「しにたいといわれたときの対処の仕方」のプロセスを繰り返します。
「しにたい」といわれたら
- 同意する「そっか、しにたくなっちゃうほどつらいんだね」
- 気持ちを伝える「でも、わたしはあなたがいなくなってしまったらとっても悲しいよ」
- 約束してもらう「またこういう気持ちになったら連絡するって約束してくれる?」
✖「しにたいなんていうな」や、「しぬなんてダメだ」と一方的に言いつけるのは絶対NG!
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